「お食事エプロンを子どもが嫌がる!」
そんなお悩みをもっているママは多いと思います…
じつは、私の友人もそうでした…
子どもがエプロンをつけてくれず、食事のたびに「全身総着替え!」床や机もぐちょぐちょで毎回掃除でクタクタ・・・・ご飯粒は乾燥するとこびりついて、なかなか取れない・・・しかも、外食時もそのような状態だと…「子連れで外食なんて行けない!!」
ママにとって辛い状況です…

今日はお子さんが「お食事エプロンをつけてくれなくて困っている!!」そんなママたちに向けて、保育施設で働いてきた経験とわが子の子育て経験から、対策をお話しようと思います!
- 子どもがなぜお食事エプロンを嫌がるのか?
- お食事エプロンに慣れてもらうために大切なこと
- 時期別!お食事エプロンの選び方
- 時期別おすすめのお食事エプロンとは?
についてお話していきます!!!
子どもがなぜお食事エプロンを嫌がるのか?

まずは、子どもがなぜお食事エプロンを嫌がるのか?子どもの気持ちになって考えることが大切です。
- 首元にエプロンが当たって不快!!
- エプロンがあると邪魔で手が使いにくい!
- 慣れていない
などがあります。一度お子さんの様子を観察してみて「エプロンの何が嫌なのかな?」と考える。
そして、これらの原因を一つ一つ取り除いてあげる工夫が大切です。
お食事エプロンに慣れてもらうために大切なこと
お食事エプロンをつけてもらうためには、ある程度慣れが必要です。
しかし、お食事エプロンに慣れてもらうために、嫌がってもつけ続けていたら、つけてくれるようになるのか?
といわれると、それも違います。
そもそも、嫌がっている所に無理矢理つけると「トラウマになってさらに嫌がる!」ってことになりかねません・・・
大切なのは…
- 少しずつ慣らしていくこと!
- そして、時期別のその子に合ったお食事エプロンを選ぶこと
です。

焦らず少しずつ。親にもある程度の忍耐が必要になってきます。大切なのは諦めないこと。
時期別!お食事エプロンの選び方

それではお食事エプロンに「少しずつ慣れてもらう」ために大切な「時期別のお食事エプロン選び」について解説していきます!
「時期別のその子に合ったエプロンを選ぶ」といっても、何をどう選んで良いのかわからないと思います。まずは、エプロンの素材について説明していきます。
- 布製
- ビニール製
- プラスチック製
の3タイプがあります。これらはメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を踏まえた上で、お子さんの時期に合った素材のエプロンを使用するのが、おすすめです。
離乳食初期におすすめのエプロンは?
- お座りがまだしっかりできない時期
- この時期はママが抱っこして離乳食を食べさせることが多い
そんな時期に…以下のような硬いプラスチック素材のお食事エプロンを選んでしまうと…

赤ちゃんの体格に対して、お食事エプロンが大きすぎるため、抱っこをした時に、赤ちゃんの足やお腹がエプロンに当たって押し上げてしまい…
顎や首回りにエプロンが食い込んで、赤ちゃんは不快で仕方ない!!!!
こんなちょっとした事がお食事エプロンを嫌がる原因になるのです。いかにトラウマを作らないかが大切!

不快なお食事エプロンのせいで食事に集中ができず、離乳食を嫌がってしまう原因にもなりかねないのです。
よって、離乳食初期では、受け皿がしっかりあるプラスチック素材のお食事エプロンを使うのは、まだ早い時期だと言えます。
受け皿しっかりタイプのお食事エプロンは、手づかみ食べをする離乳食後期ごろに使用するのが一般的なため、割とサイズが大きめなのが特徴です。

5〜6ヶ月ごろのお子さんに使用すると、大きすぎて結構邪魔なんですよね…
また、離乳食初期では、赤ちゃんが自分で食べることはなく、親が食べさせる時期であるため、食べこぼすこともそれほどありません。よって、わざわざ受け皿がしっかりしたプラスチックエプロンを使用する必要もないのです。よって…
防水の布製エプロン

布製で十分!布製だと赤ちゃんが嫌がりにくいです。布製のエプロンから少しずつ慣らしていくことをおすすめします。
おすすめの布製エプロンは?
洗濯機で洗えて、マジックテープが『肩』の部分にある布製エプロンがおすすめです。
マジックテープが首の後ろにあるタイプだと、お座りができない時期は抱っこをした時や背もたれ椅子に座った時にマジックテープが首に当たって痛かったり、傷ができやすいんですよね…
離乳食中期におすすめのエプロンは?
離乳食中期以降になってくると、2回食となってきます。
そうなると、エプロンを洗う手間が増えてくるんです!!
そんな時に布製のエプロンだと、洗って乾くまでに時間がかかるため、洗い替えを考えて最低でも3〜4枚必要になってきちゃいます…
ビニール製のエプロンを使用するのがおすすめ

さっと洗って干したり拭いて、また次の食事の時に同じエプロンを使用できるため、お食事エプロン1つで使いまわせちゃいます!!
わが家が愛用していたのは…はらぺこあおむしの「立体ポケットエプロン」
こちらのエプロンのお気に入りポイントは…
- ビニール製で扱いやすい
- コンパクトに折りたためて外出時にも便利!
- ボタンを止めたら立体ポケットになるので、食べこぼしのキャッチ力もある。
プラスチック製の受け皿がっちりタイプのエプロンよりはゴツくないので、子どもの手の動きを邪魔せず、子どもの視界にも入りづらいので、がっちりエプロンよりは子どもの抵抗が少ないように思います。

色んなお食事エプロンを使用しましたが、なんだかんだでこれが一番使用している確率が高かったように思います。
ただ、デメリットは…ビニールの素材なので首回りがチクチクしやすい点です。

わが家は首回りにガーゼを巻いてチクチクを防いでいました!すると次第に慣れてガーゼをしなくても着けてくれるようになりました。



そのほか、離乳食中期以降におすすめのエプロンは?
首回りのチクチクが嫌がるなら、ウエットスーツの素材でできた「ビベッタのウルトラビブ」は使いやすいと思います!
ビニール製ではないですが…
- 受け皿が立体になるため、食べこぼしのキャッチ力がある
- 素材がやわらかいため子どもが嫌がりにくい
- 洗濯機で洗えて、乾燥機も0K!
デメリットは…ビニール製ではないため、洗い替えに数枚必要な点ですね。
ちなみに、食べこぼし対策にわが家は「お食事エプロン」と「ポケット付きお食事マット」のダブル使いをしていました!!ダブル使いをする時に相性が良かったのが、はらぺこあおむしの立体ポケットエプロンでした。
「ポケット付きお食事マット」はこちら↓
「ポケット付きお食事マット」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。お食事マットと相性が良いエプロンについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
離乳食後期におすすめのエプロンは?
離乳食後期になってくると、いよいよ本格的に手づかみ食べが始まる時期となり、食べこぼしが多くなってくる時期になります。

本格的にエプロンが必要になってくる時期ですね。
しかし、この時期から急にエプロンをつけるよりは、初期の頃から段階的にエプロンに慣れておいてもらう方が良いと思います。

自分の意志がはっきり出てくる前に、初期の頃から少しずつ慣らしていく方がスムーズにいきます。
もし、離乳食後期になって急にエプロンをつけ始めちゃったけど「嫌がる!!」という場合には、布製のエプロンから始めてみて下さい。

ポイントは「少しずつ慣らす」ことです。
さてさて、これまでちょっとずつ慣らしてきて、いよいよ本格的にお食事エプロンが必要!!となる
受け皿がしっかりタイプのプラスチック製のエプロンがおすすめ
人気なのは「ベビービョルン」のエプロン
- 離乳食後期のお子さんの体に合ったサイズ
- 食べこぼしのキャッチ力はピカイチ!
- お子さんの首の太さに合わせてサイズ調整できる
- さっと洗って、次の食事に使える
- しっかりとした作りで2人目・3人目と使いまわせる。
デメリットは…嫌がるお子さんが多いこと…お子さんが嫌がらなければ、食べこぼしをしっかりキャッチしてくれて、洗いやすい点ではおすすめのエプロンです。
どうしてもお食事エプロンを嫌がってつけてくれない時は…
どうしてもお食事エプロンをつけてくれない場合は、先ほどご紹介した「ポケット付きお食事マット」で対応する!という手もあります。
その場合は、布製のエプロンで服の汚れを予防しつつ、食べこぼしのキャッチはお食事マットに頼る!と良いですね。
布製のエプロンでも嫌がる場合は、服のように着るタイプの布製エプロンだと抵抗は少ないかも?
嫌がっても諦めないで!!
いかがでしたか??
「お食事エプロンをつけてくれない!」とお悩みのママに向けて、時期別のおすすめエプロンをご紹介しながら、工夫点について解説しました。
お食事エプロン…はじめは、嫌がるかもしれません。
しかし「嫌がっても諦めないで!」ということを伝えたいです。

子どもって意外に順応性があるもの。
「食事をする時は、エプロンをつける。」とうい行為を繰り返すと、食事=エプロンと理解するようになってきます。

大切なのは「繰り返すこと」
そして「ご飯だから、エプロンつけようねぇ」としっかり言葉がけすることも大切。(言葉が理解出来ていないようで、赤ちゃんは結構聞いています。)
また、エプロンをつけてから、食事を出すようにしておくと「エプロンをつけるとご飯が出てくるんだ。」と理解するようになります。
そして、何よりダメなのが、エプロンをつけたりつけなかったりすること。

毎回違う行為をくりかえすと、赤ちゃんが混乱しちゃうもと。「今日はエプロンつけなくていいんだ。」って理解しちゃいます。
毎回同じ行為を繰り返すことが大切なんです。
だから、嫌がっても毎日「エプロンつけようか?」と試みて下さい。毎日のように嫌がっていても、ある日突然気分が変わってつけてくれるようになった!ってことも子育てには多いものなので、ぜひ諦めずに少しずつ取り組んでみて下さい。
- 焦らず少しずつ慣らしていくこと
- 早い時期(物心がつく前)から慣らしていくこと

良かったら参考にしてみて下さい。
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