むすこ3歳8ヶ月にして、ようやく、はさみを使うことに興味が出てきました!
3歳になった頃から、少しずつはさみの練習に取り組んできたわが家。今では、はさみの連続切りができるようにはなってきましたが、そこからさらに1歩すすんで「工作をする楽しさを味わってほしい」という想いも出てきました。
はさみの練習方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事からお読みください。↓
そんな中、むすこが自分から、はさみを取り出してきて「何かを作りたい」という創作意欲も出てきたので…
幼児ドリルの力を借りて、はさみを使う力をさらに伸ばしてあげたいなぁ。
と思うようになりました。
そこで、工作をするのに、はじめに気になったのがくもんの「はじめてのかみこうさく」でしたが。
手先が不器用で、できないとわかると途端にやる気が低下する息子なので、スモールステップで最初から少しずつ取り組んでみようと考えました。
よって、購入したのは一番簡単だと感じた、はさみの練習ドリル。くもんの「さいしょのきってみよう」です。
じつは、このドリルを購入するにあたって、気になったのが…はさみの連続切りが少しできるようになってきた息子のレベルに合ったものなのか?簡単すぎるのか?難しすぎるのか?ということでした。
中身が詳しく紹介している記事があまり見つからなかったんですよね…
そこで、これからくもんの「さいしょのきってみよう」を購入するか悩んでいる方の参考になるように「さいしょのきってみよう」を使ってみた感想・レビューを紹介していきたいと思います!
『おやこのファーストステップシリーズ』は2・3歳向けドリルで一番簡単!
「さいしょのきってみよう」はくもんの幼児ドリル『おやこのファーストステップシリーズ』の一つです。
そして、くもんの幼児ドリルの中で『おやこのファーストステップシリーズ』は一番難易度が低いものになります。
『おやこのファーストステップシリーズ』は、はじめて挑戦する幼児ドリルにおすすめ!
順番としては…
おやこのファーストステップシリーズ→くもんのはじめてのおけいこ→はじめての…(ひらがな・すうじ・めいろ・はさみなど)へとステップアップしていきます。
くもんのドリルは、口コミでも「無理なく少しずつステップアップできるからいい!」と言われています。(いわゆるスモールステップですね)
なのでわが家も、無理せず一番難易度が低い『おやこのファーストステップシリーズ』を選ぶことにしました。
『おやこのファーストステップシリーズ』は5種類
『おやこのファーストステップシリーズ』には
- シールはってみよう
- さいしょのはってみよう→すいすいはってみよう
- さいしょのきってみよう→すいすいきってみよう
- さいしょのおってみよう
- さいしょのぬってみよう→すいすいぬってみよう・すいすいかいてみよう
と5種類あり、シールを貼る・のりを使って貼る・はさみを使う・紙を折る・クレヨンを使う練習ができるようになっています。
それぞれ「さいしょの」→「すいすい」へとステップアップしていく形になっています。
「さいしょのきってみよう」を使用した感想は?
それでは、早速レビューしていきます!
コンパクトなA5サイズ
『おやこのファーストステップシリーズ』はA5サイズでコンパクト!
文庫本と比べるとこんな感じ↓
次に説明するように『おやこのファーストステップシリーズ』は、切り離して使うため、コンパクトであることは、子どもが持ちやすく、扱いやすくていいなぁと感じました。特に、はさみは持って切るため、大きすぎると扱いにくいのだと思います。
切り離して使える!
うちの息子は「座ってお勉強!」という雰囲気がとっても苦手です…今まで幾度となく、幼児ドリルに挑戦しましたが…おそらく「やらされている感」が嫌な様子。
そんな中「さいしょのきってみよう」はドリルを切り離して使えるため、子どもの気が向いた時をねらってさっと取り出して取り組むことができるため、よかったです。
特にはさみの練習はわざわざ椅子に座ったり、机に向かって取り組まなくてもできるため無理なく進めることができました。
まだまだじっと座ってドリルに取り組むのは難しい、さいしょのステップにはいいと思います。
ここからちょっとずつ座学に取り組むきっかけになればいいかなと…
ごほうびシールでやる気アップ!
くもんの『おやこのファーストステップシリーズ』には、できたね!シールが付いています。
1枚終わったら、このできたね!シールを貼ることで、子どものやる気もアップ!
案外、この御褒美シールは子どものやる気につながるんですよね!
できたら「どのシールを貼る?」と子どもに選ばせるとより興味を示してくれます!
そして、全部できたら大きなシールを貼って、表彰状として渡すことができます。達成感を見た目で感じることができるのは大切だなぁと感じました。
「できたね!」と褒めてシールを貼らせると息子も「ヤッタァ!!」と笑顔でした!
1回切るところからスタートして、最後は1回折れ曲がるまで
「さいしょのきってみよう」は、はじめは1回はさみを開いて閉じる「1回切り」からスタートして、1回折れ曲がる線を切るところまでを練習します。
1回切りが4ページあります。
はさみを開いて閉じるを2回くりかえす「ちょっきんちょっきん」が3ページあります。
長く切って、紙を最後まで切り離す練習が17ページあります。
切り離したものをつなげると一つの作品が出来上がる感じです。
はじめは1ページ1回切り離すだけの作業ですが。
途中から1ページに2回切り離す作業に変わっていきます。
★の位置まで(ここまで)はさみで切るという練習です。こちらは8ページあります。
はさみをコントロールして「ここまで!」と決めて切るのは案外難しい行為!そして、次の1回折れ曲がる線を切るための練習へとつながっていきます。
1回折れ曲がる線を切る練習です。★のところで方向を変えて切るという高度な練習に変わってきます。これは6ページあります。
こんな感じでスモールステップで少しずつステップアップしていけるのでよかったです。
切ることに集中できる!
わが家ははさみの練習にこどもちゃれんじのワークブックや100均のワークブックを活用してきましたが。それらのワークブックと、くもんの「さいしょのきってみよう」との違いは…
切ることだけに集中できること!でした。
他のワークブックは切ったあとに、のりで貼るという作業が必要なものが多かったんですよね。
(こどもちゃれんじのワークブック↓)
これはこれで工作する楽しさがあっていいのですが、息子は集中力が続かず、途中でやめてしまうことも多かったんです。
それに比べて、くもんの「さいしょのきってみよう」は基本的にはさみで切るだけなので、集中力が続かない息子も取り組めました!
1回1枚と決めて少しずつ取り組んでいます!
息子のレベルに合っていたのか?
くもんの「さいしょのきってみよう」を購入するにあたって、連続切りが少しできるようになってきた息子のレベルには合っているのか?という疑問についてですが。
連続切りができるようにはなっているものの、線に合わせて切るという作業はまだまだ器用にできない息子にはちょうど良かった感じでした。
不器用なのに、結構神経質できっちり線に合わせて切れないと嫌な息子は、結構慎重に切っております。笑
自由に画用紙を切るという遊びの中に、たまにこういった線を意識して切らせる練習を少しずつ取り入れることで、はさみのコントロール力が身につきます!この練習をくり返すことで、今後の工作へとつながっていくのではと感じています。
くもんの「さいしょのきってみよう」がお子さんのレベルに合ったものなのか、ぜひ今回のレビューを参考にしてみてください!