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「学校は行かなくてもいい」は、子育てをする全ての人に読んでほしい一冊!育児の基本はここにあった?

2020 1/25
「学校は行かなくてもいい」は、子育てをする全ての人に読んでほしい一冊!育児の基本はここにあった?

こんにちは、くまこ(@kumako201709)です☺

今の世の中。子どものいじめや不登校・自殺問題など親も悩みが多く、子育てしていく中で、親として子どもとどう関わっていくかというのは不安材料の一つです。

私も2歳の息子を育てていますが、子どものいじめや自殺などどいう悪いニュースを聞くと、子育てをしているのが怖くなる時があります。

 

  • もし、子どもが将来いじめられたらどうしよう…
  • 不登校になったらどうしよう…
  • 将来、非行に走ったらどうしよう… 

と、まだまだ先の話なのに、先のことを考えると不安になる。というのは、みなが感じることかもしれません。

世の中は、子どもの行動は親の責任という風潮が強く、親として「ちゃんと子どもを育てないと!」という精神的負担が大きいもの。

そんな風に世間の目が冷たいと、子育てしているのが怖くなってしまいます。

そんな時、手にした一冊の本。「学校は行かなくてもいい」

一見、何言ってんだ!という世間の「学校は行かなくてはいけないもの」という常識を覆すようなセリフに反感を抱きそうですが…

何も考えずに、とりあえず読んでみてほしい!

今、子どもさんが不登校になっているなど問題を抱えている親御さんだけでなく…

子育てをする全てのお父さんお母さんにぜひ読んでみてほしい一冊です。

これを読むと、こういう考え方もあるのか!と心にのしかかっている子育ての責任がスッと軽くなるようなそんな一冊。

一つの考えが全てではない。そんなメッセージが込められています。

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目次

この本の著者も不登校でした

この著者の小幡和樹(@nagomiobata)さんもまた不登校だったそうです。

世の中では、不登校児は「なんだか暗そう」といった引きこもりのイメージが強く、社会不適合者的な扱いで、親の教育は…??といった声が聞こえてきそうですが…

小幡和樹さんの活動を見ていると、世間の「不登校」のイメージとは全然違い、自分の足でしっかり歩いているパワフルな方です。

また、この著書に出てくる、さまざまな人たちも不登校のイメージとは全然違い、不登校をきっかけに、人生をしっかりと自分で選択して歩いてきた人たち。

不登校はただのダメ人間ではない。

学校という場所がただ自分の居場所ではなかった。

ただそれだけ。

小幡さんは…

学校に行くことが重要なのではなく、行かないという選択もあっていいし、行かないのであればその時間をどう使うかが大切。

という言葉を綴っています。

人生いろんな選択肢があっていい。んですよね。

この本では「学校に行かない」という選択をした時に、そのあとどう行動したら良いのか?ということまで書かれており「学校に行かなくても」人生終わりなんじゃないってことを伝えてくれています。

だから、どんな選択をしても失敗でも正解でもない、失敗か成功なんて他人が決めることでもないし、要は自分でちゃんと選択することが大事ってことなんだと思います。

「普通じゃなくてもいい」集団行動ができない息子…??の話

この本を読む前から感じていたことがあります。集団行動ができない=ダメなことなのか?ってこと。

息子の話ですが、保育所の運動会などに参加しても、みんなはじっと座っているのに、息子はじっと座らず、うろうろしていることがあります。

✔︎これを個性と捉えるか異常と捉えるか??

以前にも話ましたが、息子は言葉の遅れを指摘されていて、発達検査を勧められています。

息子がまさかの言葉の遅れ?息子が言葉の遅れ?1歳6ヶ月健診で指摘されて親として悩んだ話

親としては、個人差の問題だ!と思いつつも、普通じゃないと言われているようで、ちょっとモヤモヤしていたのも事実。

今まで仕事で多くの子どもたちと関わってきて、集団行動ができない、みんなと同じようにできない子は、ちょっと問題ありそうな…??という目で見てきた自分がいました。

しかし、わが子を育ててみて、みんなと同じであること、集団行動ができることってそんなに大切なことなの?と感じるように。

「自分の子のこととなると棚にあげて!」なんて声が聞こえてきそうですが、それでもいい。

この本を読んで「普通じゃなくてもいい。」と思えることが自信になりました。

私にも逃げたことがあるからわかる

「学校に行かない」という選択をしたら、それは逃げなのか?っていうこと。

私も、職場の人間関係が辛すぎて、ある日突然仕事に行かなくなったことがあります。これって、社会人としては無責任な行動かもしれない。でも、そうでもしなれば自分が壊れそう。そんな感覚がありました。

他人から思えば、逃げなのかもしれない。

でも、逃げるって悪いことではないと思っています。

辛い状況で耐え忍ぶのが果たして良いのか?

私はそうは思わない。

もし自分の子どもが辛くて、逃げ出したい状況に陥ったら。

「逃げても良いんだよ。」

ということを伝えたい。

嫌だったら逃げたら良いのだ。

環境を変えたら変わるってことがあるんだから。

今いる環境が全てではない。この環境から逃げ出したからといって、全てが終わるわけではないんだよね。

だから「学校に行かない」という選択をすることも逃げではない。この本に出てくる人たちも、逃げてもまた新たな挑戦をして自分の居場所を見つけてる。

著書の中でも…

逃げることは卑怯じゃない。逃げるのにだって勇気がいる。そのことを少しでもわかってあげてほしい。むしろ「逃げる」という言葉を肯定的に捉えてほしい。

と話しています。

ちなみに、私も逃げたあとの環境では、ステキな仕事仲間に恵まれ、今では親友と呼べる友人に出会いました。この縁は一生切れないものと信じています!

不登校をする子どもの気持ちがわかる一冊

この本では、不登校だった色んな方の体験談が掲載されています。

そんな中、印象的だったのが、みな「学校に行きたくない」理由を親に聞かれても、うまく説明できないことでした。

理由を言いたくないのではなく、わからないのです。

自分がどうゆう気持ちで「学校に行かない」という選択をしたかは、子どもにとって、なかなか説明できない複雑な気持ちなのだということ。

このように自分の気持ちを整理したり、説明できるほど、子どもの頭の中はまだ成長していなくて…

子どもも理由を聞かれても困る、それを聞かれることでしんどくなることもあることを知りました。

子ども側の気持ちを知るのも、また大切なことなのだと。

この本は育児をしているみんなに読んでもらいたい一冊

育児に正解はないんです。いろんな選択肢があっていい

この本は、「不登校になっている」子どもさんや親に向けて書かれていますが、それだけではありません。

全ての親に読んでもらいたい一冊です。

育児をしている中で、「学校に行く」といった当たり前のことを選ばない方法もあるということを知ってほしいと思います。

育児の場面では親として、いろいろ悩むことがあると思います。

でも、その全てを正しいか正しくないかで判断せず、どんな選択をしても良いんだということを知っておくだけで、子育てに向き合う気持ちがかなりラクになるのではないでしょうか?

何事もこうしなければいけない!ということはありません。

子どもにとって、何が最善かを子どもと一緒に探すという気持ちでいれば、子育てはきっと大丈夫!

そう思えるのです。

いつか、わが子が「学校に行きたくない」と言っても、大丈夫。

こういった選択肢もあるんだよ。ってことを知っておくだけで、これからの子育て人生がかなり明るくなるのだと思うのです。

みな同じである必要はない

育児をしていると「同じ年の○○ちゃんは、もうこんなことができる」など、周りの子どもと比べて、わが子はどうなのか?とつい比べてしまうところがある。

私自身も、そんなことは関係ないと言いつつも、ついつい他人と比べてしまうもの。

これは、人間誰しもそうだと思う。

もし自分の子どもが「不登校」になったら、親として正直ショックはうけるかもしれない。

「親として失格だ!」なんて思ってしまうかもしれない。

でも、そんな時。

ぜひ、堂々と「みなと同じである必要はないんだ」と心のなかで唱えてみてほしいなと思います。

そして、親として失格だ!なんてこともないのです。

何かトラブルが起きたとしても、そんなとき親としてどう子どもと向き合うのかが大切。

世間の目は冷たいかもしれないけど、堂々としていたら良いと私は思うのです。

「こうでなければいけない」という固定概念を捨てれば、きっと育児はラクになりますよ。

著者からパワーをもらう一冊

この本を読んでいると、著者のパワーに圧倒されます!

不登校といえば、暗い子のイメージだがそんなことはない。

むしろ、自分の足でしっかりと歩いている。

また、自身の経験から、不登校の悪いイメージを払拭したい!学校に行く以外にも学ぶ選択肢があることを広げたい!そんな思いがたっぷり詰まっており、著者の行動力にも勇気をもらいます!

いつかわが子が大きくなったら、ぜひこの本を手渡して見ようと思います。

「学校に行かなくてもいい」はこちらで試し読みができます!

試し読みはこちら

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この記事を書いた人

子ども関連施設での勤務が10年以上(NICU・小児科・乳児院・保育園)のママナースです♡

子育てのお悩み解決やおすすめ育児グッズなどについて書いています。

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