わが家が過去に5年以上、愛用してきた取っ手が取れるフライパン「T-fal(ティファール)」
こびりつきが激しくなってきたことで、ストレスを感じるようになり、買い替えることに!
そこで出会ったのが「エバークック」というフライパンでした。
購入当初は「エバークック」というフラパンを知らずにダメ元で購入。
「ティファールとエバークックでは、どっちの方が良いんだろう?」と思いながら使用してきました。
そして、3年が経過。
はじめは疑心暗鬼で使用しはじめた「エバークック」でしたが、今では、人気のティファールよりも、エバークックの方が断然おすすめできる商品となったのです!
そんな、ティファールとエバークックの両方を使用したことのあるわが家。
「エバークックとティファールどちらが良いの?」と購入を悩んでいる方に向けて、ティファールとエバークックを徹底比較してみました。
また「エバークック」はわが家が購入した2018年よりさらに進化しています。
以前はなかったデザインのものも!!ってことで、2023年現在の新商品などもまとめていますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
エバークックフライパンとは?

エバークックは株式会社ドウシシャのキッチンブランドです。
「ever(ずっと)cook(料理)をしたくなる」フライパンをコンセプトとしたキッチンブランド

ほんと!コンセプトの通り「ずっと料理をしたくなる」ぐらい、お料理がしやすいフライパンです。
特徴はこびりつきにくさ!

エバークック最大の特徴は『こびりつきにくさ』です!
フライパンを使用していると、はじめは良くても使用しているうちに、フッ素が剥がれてしまい、こびりつくようになってしまった!ってことありますよね?
エバークックはそのこびりつきにくさが長持ちする構造を取り入れているのです!
そんなエバークックの特徴は以下の通りです↓
- 独自のアンカー構造でフッ素が剥がれにくく、こびりつきにくさが長持ちする
- たとえフッ素が剥がれても、熱・塩分・摩擦に強いアルマイトコーティングでアルミニウムの露出を2段階で防いでいる!
- 摩擦耗性試験には50万回クリア!

わたしがティファールよりもエバークックの方が良い!と感じているのはこの『こびりつきにくさ』が最大の理由です!
さらに、こびりつきにくさが長持ちする。
2023年現在5年愛用していますが、こびりつきにくさは健在です!
一年保証が付いている!
そして、エバークックのすごいところは、このフッ素の剥がれに対して、1年保証が付いてくること!(また、エバークックαは2年保証付き)

このことからも、「こびりつきにくさ」に自信がある事がわかります!
保証については、内面のフッ素コーティングのはがれが対象。取っ手などの樹脂部分は保証対象外となっています。(また、強い火力や空だきによる変形・変色・こげつき、また使用により発生した傷は除く)
エバークックの「こびりつきにくさ」を実感!
まずは、このエバークックの特徴である「こびりつきにくさ」に対してだけ、感想を述べたいと思います!
こびりつかないので卵焼きも簡単に作れちゃう!
「こびりつきにくいのは本当なのか??」

はい!これ本当です!
油を使用して炒め物をしていますが「正直、油は必要ないかも?」と思えるぐらい。
たとえ油を使っても、極々少量で済むので、とってもヘルシーです!
こびりつきにくさの、効果がわかるのは、卵焼きを作るとき!
全くこびりつかないので、菜箸だけで簡単に作れる!ノンストレス!
(卵焼きって、スルッと取れないこびりつきやすいフライパンを使用していると上手に作れないですからね…)
洗うときも汚れがスルッと落ちる!
また、こびりつかないことは、料理に関してだけではなく、洗う時にもメリットが!!
洗うときも汚れがするっと落ちるので、スポンジでゴシゴシこする必要がなく、洗い物が早く終わると実感!!
これは、旦那も絶賛!

洗い物担当のおれとしても、楽でとってもありがたい!!
ちなみに「ティファール」の説明書でも、こびりつきにくさや傷つきにくさ、摩擦による耐久性が強いことが書かれていましたが…
ティファールを購入した時は、炒めた食材の汚れがするっと取れるという印象は正直あまりありませんでした…
こびりつきにくさが長持ちする!
こびりつきにくさが長持ちするって、かなり重要ポイントだと思います!
はじめは良くても、すぐにコーティングが剥がれてしまうことはよくあることだから…
ちなみにエバークックはこびりつきにくさが長持ちすると書かれていましたが、どうなのか??
3年使用した状態がこちら↓

多少傷はありますが…(黒いポツポツが小さな傷たちです)

こびりつくほどの傷ではなく、新品の状態で使用した時と使用感は今のところ変わりません。
ちなみに外側には、傷や汁がこぼれてそのまま焦げた汚れなどがたくさんあります。↓

こびりつきにくさは、あくまでフライパン内側のみってことですね。
ただ、外側は見ためだけの問題で、使いやすさには全く影響がありません。
このように「エバークックは、こびりつきにくさが長持ちするか?」と言われると、3年使用しても使用感が変わらないので長持ちしていると言えると思います!

ティファールは3年使用した時点では、すでにこびりつきやすい状態でしたから…
と、ここまでエバークックの最大の特徴『こびりつきにくさ』についてお話しましたが…
ここからは、取っ手が取れるフライパンの代表ともいえるティファール(T-fal)とエバークックを1つ1つ写真付きで比較しながら見ていきたいと思います!
写真付き!エバークックVSティファールを徹底比較!
比較ポイントは以下の通りとなります。
- 取っ手ハンドル
- ガラス蓋
- 保存用の蓋
- 熱伝導の良さ
取っ手ハンドルの使いやすさは?
取っ手が取れるフライパン!
ということで、重要なのが、取っ手の使いやすさです!!
右がエバークック・左がティファールです↓


ティファールとエバークックの取手の大きな違いが、上の写真の矢印の部分を見てみるとわかります!
「ここ」の部分が、フライパンの内側に当たる部分で、食材がこびりつきやすい場所。
上の写真をを見てもらうとわかるように…この部分が
- ティファールは・・・金属
- エバークックは・・・シリコン樹脂
となっています。つまり…
- ティファールはここが、金属なので焦げ付きやすい!
- エバークックはシリコン樹脂なので、焦げ付かず、汚れが落ちやすいメリットがあります!
ティファールの取っ手は吊り下げ収納ができる!
ただ、ティファールの取っ手ハンドルの良いところは、このように吊り下げて収納できることです!

逆に、エバークックの取っ手には穴がないので、吊り下げて収納できません!

このように自立はしますが、なかなか立てて収納するという方は少ないのではと思います…
なので、わが家は、引き出しに収納するカタチになっています。(ただ、それに不便は感じていませんが…)
取っ手の着脱方法が違う!
さらに、取っ手ハンドルの着脱方法について。
取り付けるときは、ティファールもエバークックも同じように取っ手の下側をギュッと握り込んで、取り付けるだけとなります。
そして、違いははずす時です。
ティファールは、このようにハンドルの両サイドのボタンを握るようにして外します!

エバークックは、赤い部分を手前に引いて外します。

これは慣れの問題でどちらも、外し方に大差はない印象です。
ガラス蓋の違いは?
次にガラス蓋について。
こちらがティファールのガラス蓋です↓

ティファールの良いところは、このように持ち手がペタッとたためるので、収納の時に幅を取らないことです。

エバークックのガラス蓋がこちら↓

エバークックのガラス蓋は置く時に、熱い部分がテーブルやシンクに触れないところが良いところです。

これについては、どちらにも良い部分があり、評価しづらいところですね。
どこを重要視したいか…だと思います。
保存用の蓋の使い勝手は…?
取っ手が取れるタイプのフライパンや鍋は、鍋ごと冷蔵庫に入れて保存できるメリットがあります。
そんな時に使用する保存用の蓋はどうかというと・・・
ティファールの蓋がこちら↓

蓋をしめるとこんな感じ↓

ただ問題なのが…しばらくすると、このように浮いてきてしまうのです…


なぜ??
なので、ティファールの保存蓋はほとんど使用されることなく終わっています…
そして、エバークックの保存蓋がこちら↓

こちらは問題なくピタッと閉まります。

エバークックの保存蓋は、鍋のふちにピタッとはまり込むので、外れることはありません。
なので、保存蓋に関しては、完全にエバークックの方が良かったです。
エバークックは熱伝導が良くない??
そして、エバークックを使用して気になったのが、熱伝導について。
フッ素樹脂加工が剥がれやすくなる問題から、エバークックのフライパンは「中火以下で使用するように」あります。
中火以下で使用するからか、フライパンが温まるのにティファールより時間がかかる印象でした。

エバークックの方が熱伝導は良くない印象です。水が沸騰するまでも時間がかかるような??多少ですが・・・
ただ、このあたりも3年使用すると「こんなものかな」と、たいして気にならなくなりました。
ティファールとエバークックの値段はどちらが高いの?
そして、最後に気になるのが価格差だと思います。
正規の値段はあってないようなものなので…Amazonで販売されている価格で調べてみました。(2023年1月時点)
同じ9点セット(IH対応)で、ティファールが12000円弱
エバークックが15000円ほどでした。
と、ちょっとエバークックの方が高かったです。
ちなみに、取っ手付きのフライパン1つだけだと、同じ26cmサイズ(IH対応)で…
エバークックが3400円ほど↓
ティファールが3500円ほど↓
と、特に大差なしでした。
よって、ティファールとエバークックは大して価格差はないのかなという印象です。

なにを重視するかですが、わたしは「こびりつきにくさ」から考えて、断然エバークックがおすすめです!!
エバークックのフライパンの種類は?
それでは、最後にエバークックフライパンの種類についてご紹介したいと思います。
- エバークック(ガス火専用)
- エバークック(オール熱源対応)
- エバークックα(オール熱源対応)
- 選べるエバークック
以前販売があったエバークックProやAirは2023年現在販売終了となり…
スタンダードの「エバークック」ガス火専用・オール熱源対応)2種類と「エバークックα」そして取っ手がとれるタイプの「選べるエバークック」の4シリーズがあります。
エバークック(ガス火専用)
ガス火専用のスタンダードシリーズ!
20㎝フライパンで390gと全シリーズの中で一番「軽量」でお料理がラクラク!
ガス火専用フライパンはオレンジ色が特徴的です。
エバークック(オール熱源対応)
IHもガス火も対応の「オール熱源対応」のスタンダードシリーズ!
基本カラーはレッドですが、オシャレな雰囲気のアイボリーも新色で発売されています。
卓上鍋もシンプルで可愛いですね。
「エバークックα」(オール熱源対応)
定番のエバークックよりもさらにスペックが高くなった「エバークックα」
特徴としては…
- 表面はアンカー構造に加えてダイヤモンド配合のフッ素コーティングが施されているので、さらにつるっと滑る快適さを味わえる
- フッ素剥がれに対して「2年保証付き」
- 耐摩耗生検査は200万回クリア
- 200時間耐食性試験クリア
- エバークックよりさらに軽量化

「エバークックα」の方が、よりこびりつきにくく、耐久性もあり、軽いということですね!
摩擦耗性検査は200万回クリアで2年保証となっています。(通常のエバークックは50万回クリアで1年保証です)
カラーはワインレッドが特徴。
選べるエバークック
エバークックの取っ手をはずせるシリーズ!

わが家が愛用しているのはこのシリーズです!
取っ手がとりはずせるタイプはそのまま食卓にも出せるし、収納もコンパクトでおすすめ!
ガス火専用はオレンジ↓
オール熱源対応はレッドとアイボリーの2色展開↓
エバークックαはワインレッド↓
このように、それぞれ取っ手がとれるタイプがあります。
10周年限定モデルが最高にオシャレでいい!
そして、2022年に10周年限定モデルのIH7点セット、グレージュ色が発売!!
キッチンになじむシンプルカラーで…

取っ手やガラス蓋の持ち手が木目調でかなーりオシャレな仕上がり!!

しかも、このシリーズは取っ手ハンドルがティファール同様、吊り下げられるような仕様に変更されています。
限定色ということで、いつまで購入できるかわかりません。汗

わが家も前のタイプがまだまだ使えるから新たに買い替えたくなるけど、悩みます。泣
まとめ
以上!!エバークックとティファールを徹底比較してみました!!
読んでいてわかるように、断然エバークックがおすすめ!特に取っ手がとりはずせるタイプはサイコーに使いやすいです!
今限定発売中のグレージュ色が1番のおすすめかな♡