こんにちは、くまこ(@kumako201709)です☺
一時、流行となった「ベビースリング」ってありますよね?
なんか、スリングは赤ちゃんがお腹の中にいる感覚に近いから落ち着くとか、そういった理由で「スリングは良いんだ!」というイメージが強かった印象。
しかし、問題なのがスリングは使いこなすのが難しいってこと!
私は、友人が手作りでスリングを作ったという話を聞いて、妊娠中にネット検索で作り方を調べて、スリングを手作りしました。
しかし、使いこなせずにほとんど使うことなく終わってしまった経験があります…!!

と個人的には、スリングをあまりおすすめしていなかったのですが…
最近気づいたことがあります。
スリングは他の抱っこ紐(ベビーキャリア)と違ってそもそも目的としているものが違うのでは?ってこと。
今回は、抱っこ紐選びで悩んでいるママさんに向けて、ベビースリングの良さがわからなかった私が気づいた、スリングのメリット・デメリットについてまとめてみました!
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スリングを手作りして失敗!!
そもそも私がスリングの良さがわからなかった原因の一つが…
手作りしてしまったことです!!!
手作りしたものはこれ!
リングの大きさと布の分厚さがあっておらず、長さを調節したりするのがかなり難しい!固くて動きません💦
しかもスリングの布は適度に伸縮性があった方が良い(伸び過ぎるのも危険だが…)のに、私が使用した布は固くてゴワゴワ…
こんな感じで布とリングの相性はかなり重要なことに気づきました!!スリング作りは奥が深いと気づいた出来事。
素人の手作りではこれを再現するのは難しいので、手作りは個人的にはおすすめしません…!!

スリングは危険なの??
出産後「さぁベビースリングを使おう!」と思った私は使い方をネット検索しました。
すると…ベビースリングでの横抱きは赤ちゃんの股関節脱臼の危険性があるから良くない!という情報が!!
私は新生児でベビースリングを使って抱っこする場合、横抱きすることしか考えていませんでした。

でも、私が出産した当時は、大した情報も載っておらず、その理由が全然わからないし、ベビースリングを使った抱っこの仕方がほとんど載っていない!!
おまけに、使い勝手の悪い手作りスリングのおかげで、スリングを使いこなせず、使うのをやめてしまいました…
スリングは横抱きすることを推奨されている
最近になって、スリングのことを改めて調べてみると…
深く沈み込むような袋型のスリングで横抱きした場合、小さく丸くなりすぎることから、窒息事故や股関節脱臼の事例が見られたとのこと。
そういったことから、現在ではスリングの基本的な抱き方は、縦抱きが推奨されています。
また、スリングの横抱きは絶対に禁止されているものではないようですが、スリングで横抱きする場合はコツがいるとのことで、専門家の指導を受けることが勧められています。そうでなくても、スリングの使い方は私の経験からもわかるように使いこなすのが難しいので「ベビーウェアリングコンシェルジュ」講座を受けるのが良さそうですね。
全国のベビーウェアコンシェルジュ講座の案内についてのページもリンクを載せてきますね。↓
ベビーウェアリングコンシェルジュ開催のだっこ・おんぶ講座のご案内

また、窒息の危険があるのは袋型のスリングで、底が浅いタイプは問題ないとか…スリングにも種類があり、全てがダメ!ということではなさそうです。

このように、ベビースリングを使いこなせずに断念した私ですが、それでもまだベビースリングの存在はずっと気になっていました。今でもそう…
多くの助産師さんがスリングを紹介しているのを見たり、海外セレブの間で人気があるのを見ると、スリングは何か奥が深いような感じがしていたのです…
参考リンク
スリングで横抱きしない方がよい理由 /北極しろくま堂公式BLOG
スリングはの目的は機能面ではない?
そんな中、最近になってピースリングというメーカーのスリングを見つけました。
そのメーカーのスリングに対する想いを読んでいると、そもそもスリングは他の抱っこ紐(ベビーキャリア)と違い、赤ちゃんを抱っこしやすいとか、腰の負担が少ないとかそういった機能面が目的ではないことに気づいたのです。
スリングのメリットは?

その1 ママがファッションを楽しめる
スリングって、海外のセレブだけでなく、日本でもおしゃれなママが使用しているイメージですよね。
「あっ、このママオシャレだな」と思う人ほどスリングを愛用している!ここが私がスリングがずーっと気になっていた部分だったのかもしれません。
ピースリングのスリングを見て「めっちゃ可愛い!」「色合いが綺麗でおしゃれ!」とついついほしくなってしまった私がいてそのことに気づきました!
その2 ママと赤ちゃんの密着性が高い
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スリングは他の抱っこ紐と違って、赤ちゃんとママの密着性がかなり高いです。
これは、ママと赤ちゃんの絆を深めるのに大事なこと。
ママに密着していると赤ちゃんも安心できるんですよね。
密着性が高いと、ママが自分の体の一部のように感じるので、案外重さを感じないのも良いところですね。これは、今まで色んな抱っこ紐を使ってきて感じたこと。密着性が高いものほど、重さを感じないのです。
その3 赤ちゃんの動きを妨げない
スリングは一枚の布でできているので、赤ちゃんが居心地が悪くなったら、ごそごそと動くことができます。
赤ちゃんの動きを妨げないのは、赤ちゃんの体の発達には良いことです。
ただ、ゴソゴソ動けるのは反対にママにとったら不便なポイントかもしれませんが、これもスリングの目的をそこに置いていないから。赤ちゃんにとっての居心地の良さを大切にしているんですよね。
その4 さまざまな使い方ができる
スリングは使いこなせると、色んな抱っこの仕方ができるようになります。(横抱き・コアラ抱っこ・腰抱き・ガンガルー抱きなど)そういった、抱っこのバリエーションを楽しめるのも面白いですね✨
また、赤ちゃんをスリングの中で抱っこしながら、授乳ができて目隠しができるのも良いところ。外出先で授乳する場所に悩まなくてすむのは良いですよね。はたから見たら、抱っこしているだけに見えるので、授乳ケープを使って授乳する時より「授乳してます!」という感じが出ないのが良いです!たとえ授乳ケープを使用していても「こんなところで授乳するなんて!」と思う人もいるようなので…💦
また、私は産後腱鞘炎で悩んだので、スリングで赤ちゃんを抱っこしながら授乳できるとママの手の負担も軽減されます。授乳は案外肩が凝りますしね💦
その5 さっと抱っこできる。
スリングは他の抱っこ紐と違い、ベルトを付けて、バックル付けてなど抱っこするのに手間がかかりません。
スリングを肩にかけて、赤ちゃんをスリングの袋部分に入れて、長さを調節する!ただこれだけなのです。
このあたりは、ちゃんとしたメーカーのスリングを使わないと、スリングを手作りした私のように、長さを調節するのに手間取って、抱っこしずらくなっちゃうのでご注意を💦
その6 新生児から幼児期まで長期間使える!
スリングは、だいたい新生児から2歳ごろまで使用することができると言われています。新生児期の首がすわっていない時期でも使える抱っこ紐(ベビーキャリア)が限られている中、スリングは新生児期から使用することができるのは良いですね。
また、スリングが良いなと思ったのは、ハイハイする頃。いつもはベビーカーでお散歩するところをたまには抱っこで出かけようと思ったものの、いつも使っているエルゴだと子どもは周りの景色が見えない!腰抱きをしたら良いのだろうけど、エルゴの腰抱きは装着するのに時間がかかるし、あとで元の状態に戻すのがめんどくさい!そんな時に、腰抱きを簡単にできるスリングは結構便利だなと感じました。
歩き出してからも突然「抱っこ!」という子どもも多いので、そんな時はスリングがかなり活躍すると思います!特に外出時にカバンに入れておくと良いですね。そういったことから、あまり分厚すぎない、コンパクトなスリングを選ぶのがオススメですね。
スリングのデメリットは?
スリングの最大の弱点は…使いこなすのが難しいことです。また、長時間の使用には向いていないので、スリング1本だけでやり過ごすのは厳しいかもしれませんね。
ただ、どの抱っこ紐を使用していても、なんだかんだでメリットデメリットがあるので、結局1本でやり過ごすのは難しくて、私は結局、抱っこ紐をいくつか購入することとなりました。よって、長時間使用したい時はこれ!など使い分けるものの一つにスリングを選ぶという感じが良いと思います。
- 首すわり前の抱っこに
- 外出時に抱っこする時の携帯用の抱っこ紐として
- 赤ちゃんを安心させたいときに
このあたりを目的に選ぶようになりそうですね。
また、使用する場合は、先ほどお話したベビーウェアリングコンシェルジュ講座など、使い方を教えてくれる講座に参加するのがおすすめです!

スリングの使い方
スリングの使い方がイメージしやすいようにおすすめの動画も載せておきますね!
おすすめのスリングは?
それでは最後におすすめのスリングを2つご紹介します!ベビースリングはかなりたくさんの会社から商品が出ていますが、はじめにお話したようにスリングは、リングと布の相性次第で長さの調整のしやすさや反対にスリングが緩んでくるなど使い勝手に影響してくるので、スリング選びは慎重にならないといけません…
また、スリングには色んなタイプがありチューブタイプというものもありますが…
長さが調節できないタイプは、スリング本来の良さを最大限に発揮できないと私は考えているので、あまりおすすめしません。(実はチューブタイプのtonga fit(トンガ・フィット)もメルカリで中古購入したことがあるのですが、子どもが大きくなるにつれて、ちょうど良いサイズも変わってっくるので、使いづらくほとんど使用することなく終わりました…)
よって、スリングの良さを発揮するには、リングタイプがおすすめ!そんなことから私がおすすめするのは、こちらの2商品です。
ピースリング
私が「このスリングお洒落で素敵✨」「使ってみたい!」と思うきっかけとなったスリングです!
2001年にスリングの専業メーカーとしてスタートしたピースリングは、その先進的なファッション性と日本のものづくりによる安心性により世界のセレブリティに愛用され続けているブランドです。
とあるように、ファッション性が高く、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーやブリトニー・スピアーズをはじめとした海外の有名なセレブが愛用しています。ジャパンブランドとして日本の伝統技術を駆使した、高い品質が特徴のスリングです。
リングは抗菌ステンレスを使用しており強度は2000Kgを超えるとか!スリングのリングはプラスチックを使用している商品が多い中、安全性を重視していることがわかります。
完全オーダーメイドで自分の好みと体型に合ったものを選べる楽しさがあります。
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また、グラデーションシリーズは京都の友禅染によって染められており、天然素材を使った麻布を使用しており、夏でも快適に涼しく使用することができます。
また購入すると高価なピースリングですが、1週間・1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月・6ヶ月レンタル・レンタル品購入といったお手軽に利用できるサービスがあるのも嬉しいですね。
北極しろくま堂 キュットミー
2009年度グッドデザイン賞を受賞した北極しろくま堂の「キュットミー」
中綿が入った肩パッドと赤ちゃんの首元と足元にあたる部分にも中綿が入っているのが特徴で、ママにも赤ちゃんにも優しいつくりとなっています。
また安心の日本製で「日本人の体型に合うスリングが作りたい!」といった想いが詰まったスリングです。
耐荷重試験の結果、リングは紫外線を浴び続けた状態でも10年後に135kg程度の荷重に耐えられることが証明されており、安心安全の商品ですね。
生地は綿100%のしじら織を使用しており、夏は涼しく冬は暖かいといった利点があります。
使い方のDVDがついているのもポイントが高いですね。
価格としては、ピースリングよりもお手頃でコスパ抜群の商品です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
抱っこ紐選びで悩んでいるママさんに向けて、ベビースリングの良さがわからなかった私が気づいた、スリングのメリット・デメリットについてお話しました!
スリングを手作りして失敗してしまった私でしたが、当時スリングを初めから購入していたら、どうだったのなぁ?と今となっては気になって仕方ありません😂
だから、2人目では絶対に使いこなしてやる!!と思っています。

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