こんにちは、くまこ(@kumako201709)です☺
男の子のママは、子どもさんが異性なだけに理解できないことや、わからないことがいっぱいで悩むことも多いものです。
今回、私が運営している「らく育相談室」で、とある質問をいただき、男の子のママ同士でちょっとした議論になったので、今回はそのお話をしようと思います。
題して「子どものおちんちん問題!むきむき体操はしたほうがよいのか?」についてです。
子どものおちんちんのケアについては、ママが経験していない問題なだけにどうしてよいかわからないもの。
ネット上には、さまざまな情報が流れてきますが、その情報に惑わされるのも親としてはしんどいものです。何が正しくて、何が正しくないのか?ってわかりずらいですよね。
でも、ちょっとデリケートな問題なので、知り合いには相談しずらい!
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むきむき体操はしていますか?
今回相談室で、やりとりのあった質問内容はこんな感じです。
この質問に私は…ん?むきむき体操?なにそれ?筋肉ムキムキ体操のこと?となり…
と返答!!!
あっ!赤ちゃんのおちんちんの皮をむいてあげることを「むきむき体操」っていうのか!
今はそういった情報が流れているのね。ふむふむ・・・と勉強になりながらも、私なりに考察してみました。
赤ちゃんのおちんちんはみんな包茎?
包茎(ほうけい)という言葉をきいたことは、みなさん少なからず、あると思います。
包茎になると、男の子が大人になって、女の子と性交する場合に、恥ずかしい思いをすると心配になる親も多いようですね。
ちなみに、包茎には2種類あり・・・
- 普段は皮をかぶっているが勃起させた時に亀頭が出るのが「仮性包茎」
- どうやっても皮が剥けないことが「真性包茎」といい、一般的に包茎といわれるものは、「真性包茎」のことです。
しかし、赤ちゃんのおちんちんは、はじめは皆、包茎なのです。
これは、成長とともに自然にむけてくることが多いのですが、むけてこない場合は、後々問題となってくるということなのです。
それは、大人になった時に恥ずかしい思いをするという話だけではなく、衛生面の問題もあり、おちんちんに炎症を起こす病気(亀頭包皮炎)になってしまうこともあるのです。
そこで、世のママたちは、将来息子が包茎にならないように、おちんちんの皮をむいてあげる「むきむき体操」をするべきか?と悩むようです。
今回相談してくれたAさんもご友人の子どもさんが2〜3 歳頃に膿が溜まって病院で、ガバー!!!と皮を降ろされ、大泣きで見てられなかった😱と言っていたことを聞き、皮をむいて清潔にしておかないと!と思ったようです。
「むきむき体操」をするべきかどうかは医者の間でも意見が分かれる!
「むきむき体操」は果たしてした方が良いのでしょうか?
このあたりは、お医者さんの間でも意見がわかれるところのようで、正解はないようです。
「むきむき体操」をしなくても、基本的には成長とともに、自然とむけるようになってくるというのが基本的な考え。
というのも、子どもの成長とともに、亀頭と包皮の間に恥垢というアカがたまってくると、包皮と亀頭の間の癒着が分離してきて自然とむけやすくなってくると言われています。
日本の検診による統計では、1歳までの乳児期は86%、3歳児では34%、高校生では25%が真性包茎といわれています。つまり、大部分の子どもは思春期になると陰茎の成長とともに包皮輪が広がり、包皮と亀頭の間の癒着もはがれ、自然に包皮はむけるようになってきます。
それよりも、無理に皮をむこうとして、出血したり、また皮が元にもどらなくなってしまうなどのトラブルが怖いと医者が注意をうながしている場面も!
私が思うに、無理しない程度に「むきむき体操」をしてあげたら良いのかなと思います。
お子さんが痛がらない程度に、毎日少しずつ皮をむいてあげるのは良いと言われています。
そして、おちんちんの先を優しく泡で洗って、清潔にしてあげることも忘れずに。
- 小学生高学年になっても、全く剥けてこない場合は、病院受診した方が良いようです。
- 3歳の時点で包皮を引き下げて、亀頭が全く見えない(真性包茎)の場合は、念のため病院受診して相談してみると良いでしょう。
赤ちゃんの頃に「むきむき体操」をしてあげるのが効果的?
おちんちんの皮は男性ホルモンの影響でむきやすくなるようで、赤ちゃん時代は胎児の頃に浴びた男性ホルモンの影響で皮がやわらかくむきやすいとのこと。
親が剥くなら、新生児のうちが一番むきやすいようです。
もっとも剥きにくいのは、2〜3歳ごろと言われており、この時期にトラブルが起きやすいとも言われています。
また、男性ホルモンの分泌が増えてくる中学生頃に再度、皮がやわらかくなり、自然と皮と亀頭の癒着がはがれるため、自分で剥きやすくなる時期と言われていますね。
おちんちんはどうやって洗うの?
注意点は・・・
- 無理に剥かない。
- 痛がる時はやめる。
- 皮は必ず元に戻す。
赤ちゃんのおちんちんは、皮がむいた状態を維持できないし、むいた状態でほうっておくと、皮のところがむくんで、元に戻らなくなってしまうので要注意です!(嵌頓(かんとん)包茎)
大切のなのはちゃんとした知識を持ってすること!
このように「おちんちんの皮を剥いた方が良いんだって」という情報を聞いて、間違ったやり方をしてしまうとトラブルの元になります!
やるのであれば、注意点を必ず守り、無理なくすることをおすすめします。
また「むきむき体操」をしなくても、日々お子さんのおちんちんに異常がないか観察しておくことは大切です!
こんな時は病院受診した方が良い!
真性包茎で、包皮口(おちんちんの皮の出口部分)が極端に狭くピンポール状になっていて・・・
- おしっこの線が細い
- おしっこがあちこちに飛び散る
- 亀頭と包皮の間におしっこがたまって風船状にふくらむ
- 亀頭と包皮の間にいつもおしっこがたまっているため下着が尿でぬれる
「むきむき体操」はやった方が良い?結論としては・・・
「むきむき体操」やるかやらないかでいうと、私の考えとしては、清潔を保つためにも、早いうちからやっておくことは良いと思っています。
後からやっておけば良かったかなと後悔するぐらいならした方がいい!
ただ、そこまで気にならないのであれば、しないという選択もあります。
実際に相談室のメンバーの中では「全然気にしていなかった。」「自然に剥けたよ。」という方が大半でしたから。
ちなみに、我が家では旦那さんが息子が赤ちゃんの時に、率先して皮を剥いてくれ、私より丁寧に洗ってくれていたので、全て任せていました!
参考サイト
息子のちんちん大丈夫? 「むきむき体操」とむきあう母親の不安と孤独
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