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「我が看護師人生は、子どもばかり」これまでの私の経歴についてまとめました

2018 3/14
「我が看護師人生は、子どもばかり」これまでの私の経歴についてまとめました

ブログを2017年9月に開始し、早6ヶ月が過ぎようとしています。

 

私がブログを始めたのは、「育児に悩むママさんやパパさんの手助けが出来たらなぁ」という思いからでした。

 

しかし、ある人から私のブログは「せっかくの経験を活かせていない!」というご指摘を頂いたのです。

 

そして、改めて自分のブログを見返すと、ホントだ。私が伝えたいことの1割も伝えられていないじゃないかと。

 

そこで、今日から心機一転。
ブログのタイトルを「ママナースのらくらく育児」と名付け、プロとして、ママとして、お伝えできることを存分にお話ししていきたいなと思っています!

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心機一転、これからも「ママナースのらくらく育児」をよろしくお願いします。

そこで、今まで、私についての詳しい経歴をご紹介出来ていなかったので、今回は私の看護師人生についてお話ししようかなぁなんて思います。

 

タイトルは、「我が看護師人生は子どもばかり」です。

 

私は、看護師ですが、

  • NICU(未熟児の集中治療室)3年
  • 小児科 1年
  • 乳児院 5年
  • 保育園看護師1年半

と、気づけば、10年とちょっと。
看護師だけど、子ども関係のさまざまな分野で働いてきました。

看護師って病院で働いているイメージを持っている方が多いと思いますが、看護師の働き場所って病院だけじゃないんですよ!

こんなかんじで、私の看護師としてのキャリアは、一般の看護師さんとはちょっと違ってます。

では、私が働いてきた場所について知らない方も多いと思うので、ご紹介しながら、私がなぜ、子ども分野で働き続けたのかをお話ししますね。

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目次

総合病院でのNICU勤務

まず、始めに短大卒業後に働いたのは、700床ほどある総合病院のNICU病棟勤務でした。

NICUって、聞き慣れない方も多いと思います。最近では、ドラマ「コウノドリ」とかでも、取り上げられているので知ってる方が増えてきているかもしれませんが、NICUとは、未熟児の集中治療室のことです。

1kgにも満たない小ちゃな赤ちゃんから、3kg超えてるけど、生まれてすぐから何かしらの障害がわかり治療が必要になった赤ちゃんが入院している場所です。

どんな仕事をするの?

NICUでは、自分でしっかりと呼吸ができない赤ちゃんがたくさんいました。

そこでは、呼吸器の管理や、点滴の管理などの医療行為だけでなく、もちろんミルク、オムツ交換、沐浴にいたるまで、全てのケアをしてきました。

実は、ここでの経験が自分の育児に結構役立ってます!

どんなことにやりがいを感じていた?

数日の入院で問題なく退院する赤ちゃんもいますが、多くは数ヶ月、長くて1年ほど入院する赤ちゃんもいました。

他の病棟では、数日から1週間ほどで退院していくことが多い中、NICUでは数ヶ月入院することが多かったんですね。赤ちゃんとの関わりも長くなり愛着も湧いてきます。そして、ご両親の心のケアを通して、看護師としてのやりがいを感じていました。

しかし、生まれて数日で亡くなる赤ちゃんもいて、正直命を預かる仕事は辛かったし、精神的にきつかった。責任に押しつぶされそうな時もありました。でも、ここでの経験があったおかげで、ちょっとのことではビビらなくなりました!

今後の自分の方向性に悩む

NICUでの仕事は確かにやりがいはありました。しかし、ピリピリと精神的に張りつめた環境の中、「毎日◯時に点滴、◯時にミルク」と時間に追われた仕事は私には向いていないと感じるように。

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私は、もっとゆっくりと患者さんと向き合う施設の方が向いてるんじゃないか・・・・
と考えるようになりました。

そんな中、1年も入院する赤ちゃんがいて、その子の成長を見ながら、「子どもの成長を側で見届けられる仕事って素敵だな」と思うように。

「私には、保育士の方が向いていたのかな?」と考えるようになりました。

しかし、色々と調べているうちに、看護師の資格で保育士のような仕事が出来る乳児院という施設があることを知るのです。

しかし、そのためには、小児科で一般的な子どもの病気についても勉強しておいた方が良いと思い、小児科への異動願いを出すことになりました。

小児科勤務でうつ状態に

希望して異動した小児科。

しかし、県内の小児科で1位2位を争うほど、入退院が激しい病棟でした。

朝7時に出勤して、帰るのは夜22時。
自宅には寝に帰るだけの場所。
ご飯を食べるのもしんどい毎日の中、体重は過去最低体重に。

次第に心と体が疲弊して、患者さんに寄り添う看護をする余裕がなくなっていったのです。「こんなんじゃ、人としての心を失う!」そう思った私は、病院を辞めることに決めました。

結果、小児科病棟は一年ほどの勤務でしたが、一般的な子どもの病気についてはとても勉強になり、結構ここでの知識がためになってることも多いです。

運命的な出会い!乳児院での仕事

しかし、病院を辞めるということが決まったタイミングで、知り合いから、「乳児院で働かないか」というお声をかけてもらい、念願の乳児院で働くことに!ほんと、これにはかなりの運命を感じました。

そして、ここでの仕事が看護師人生の中で一番長く過ごすことになりました。

乳児院ってどんな施設?

乳児院という施設を知らない方も多いと思います。

簡単に言うと、昔の孤児院です。
今では、親がいないという子は少なく、親の経済的な問題や、精神疾患、若くして子どもを産み育てられないなど、さまざまな理由で、生まれたての赤ちゃんから4歳ぐらいまでの子どもたちが生活している場所です。

施設にもよりますが、私が働いていた施設では、保育士さんたちと一緒に看護師も子どもの保育をしていました。

要は育児と一緒です。
子どもと遊び、一緒にお風呂にも入りますし、ご飯も一緒に食べます。
もちろん、手遊びや絵本の読み聞かせもします。

これこそが、私がやりたかった仕事だな!
看護師の資格で、保育の仕事ができるなんて、夢のようでした♪

また、乳児院では、担当の子を自分のお家にお泊りさせることや、2人きりで動物園に遊びに行く♪なんてこともありました。長い子では、3年4年と担当を持つこともあり、親代わりとなって、子どもの成長を側で見守る。そんな仕事が私は大好きでした♪

 

ただ、残業残業の毎日。
子どもが突然痙攣起こして、日勤だったのに、そのまま病院に一緒に入院付き添いなんてこともあって、気づけば、私24時間勤務してない?ってこともありました。

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それでも、やりがいはあったし、今でもこの仕事は天職だ!って思ってます!大げさですが。。。

しかし、天職だと思っていた乳児院の仕事ともお別れする日が・・・

仕事にやりがいを感じていた中、結婚して、旦那の故郷である田舎に移り住むことに。
生まれ育った場所を離れ、他県へ。

といっても、一気に田舎に移り住むと私がストレスを感じてはいけないという旦那さんの優しさで、初めは、旦那さんの実家から、車で1時間ほどの場所に住みました。

保育園の看護師さんになる

引越し後、やはり子ども関係の仕事を捨て切れなかった私は、「保育園の看護師さん」という仕事を選ぶのでした。

そこは、病児病後児保育をしている保育園で看護師さんを配置しなければいけない保育園だったんですね。でも、毎日病児がいる訳ではないので、普段は0歳児クラスの保育をしていました。ここでも基本やってることは保育。

怪我や病気など何かあったときに対処するという感じでした。

個人的には保育してる方が好きなんですけどね。笑

しかし、そこでの仕事は、一年半ほど。

住んでた場所は、家族も友達も誰もいない場所。「てか、ここに住んでる意味なくない??」ということになり、結局、旦那の実家近くの田舎に移り住むことになりました。

妊娠!そして、専業主婦に

田舎に移り住んだ、次の月にまさかの妊娠!

結婚して2年。
実は、なかなか赤ちゃんができないことに悩み、不妊症なのかなと悩んでいました。

しかし、田舎に移り住んだ途端の妊娠!
赤ちゃんも私たちが、田舎に移り住み、落ち着いた環境で過ごすことを待っていたのかなって思います。ほんと、タイミングが良いというのはこうゆうことだなと。

なので、妊娠後は、職探しも出来ないので、専業主婦を謳歌することに!この期間があったおかげで、苦手な家事もまずまずできるようになったし、息子の育児もゆっくり楽しめて、ほんと良い時間を与えてもらいました。

そして、息子も1歳が過ぎ、そろそろ仕事を始めようかなぁと思い、仕事を探すと・・

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私のやりたい子ども分野の仕事がない!!!

田舎に、私のやりたい仕事がない!!

残念なのが、田舎に来ると、まともな小児科もないし、保育園で看護師さんを雇ってくれるところもない!

 

そこで、仕方がないので、これからは老人看護をすることになりそうです。というか、4月から、老人保健施設で働くことに決まってます笑

 

でも、子どもへの思いは捨て切れないので、じゃあ、今までの経験を活かして、知らない誰かのために役に立ちたい!そうゆう思いから、このブログを立ち上げました♪

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これからは、息子の育児経験も加わり、より一層、肝っ玉かぁちゃん目指して頑張ります!
よろしくお願いします!

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この記事を書いた人

子ども関連施設での勤務が10年以上(NICU・小児科・乳児院・保育園)のママナースです♡

子育てのお悩み解決やおすすめ育児グッズなどについて書いています。

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