お絵かきをあまりしてくれない息子に「使いやすいクレヨンや色鉛筆を!!」と模索しつづけて、気づけばたくさんの画材を買っていたクレヨン・色鉛筆マニアのくまこです。笑
今まで使ったことがあるクレヨンの紹介はこれらの記事で書いています。気になる方はぜひ読んでみてください。
そんな中、鉛筆持ちがなかなかできない息子に「『持ちやすい色鉛筆』はないだろうか?」と探して見つけた三角の色鉛筆にLyra(リラ社)のグルーヴ トリプルワンがありました。
三角の色鉛筆は鉛筆持ちを矯正するのにおすすめとか!!
ただし、問題は高価なこと…そして、買う方も少ないのかレビュー記事が全くないのが購入するときに問題でした。
それでも「なんか良さそう♪使わせてみたい!」という親としての単なる興味だけで購入することに。笑
すると、息子が5歳になった今。お絵かきするのは、ほぼこの色鉛筆!!という結果となりました。
これは偶然かもしれませんが、グルーヴ トリプルワンってどうなの?と気になっている方に向けて、3歳から2年ほど使いつづけた感想を書いてみたいと思います。
Lyra(リラ社)のグルーヴ トリプルワンとは?
ドイツのステーショナリーブランド「LYRA(リラ)社」が販売している海外製の色鉛筆です。
1本で色鉛筆・クレヨン・水彩描きができる面白さ!!
グルーヴ トリプルワンの1番の特徴は、1本で色鉛筆・クレヨン・水彩という3つの使い方ができる面白い文具であることです。
軽いタッチで描けば、色鉛筆のような色合いになるし、強めのタッチで描けばクレヨンのようなしっかりとした色づきとなります。
また、描いた上から、こういった水筆で塗ると水彩にもなる面白さ!!!
1本の色鉛筆で、いろんな描き方ができるので、子どももお絵かきしていて楽しいのでは?という想いもあり、購入することに決めたのでした。
グルーブ トリプルワンを子どもに使わせてみた感想
わが家は、グルーヴ トリプルワンを息子が3歳の頃から2年ほど使用していますが、はじめの頃には気づかなかった良さやデメリットにも気づくことができました。
太くて持ちやすい
グルーヴ トリプルワンの色えんぴつは、直径15mm 長さ12㎝と太く短い作りなので、子どもが握りやすく描きやすいと感じました。
手の力が弱い子どもが細いペンを持つと、描くとき安定しづらく、描きにくい。
しかし、このグルーヴ トリプルワンは描きやすいのか、何か描くときにはこの色鉛筆を手に取っていることが多かったです。
しかも、等間隔で丸い溝があって、三角のグリップであることから、持つ位置が固定されやすく、滑りにくいので、描きやすいんだと思います。
本格的に鉛筆持ちするときには、太すぎる?
太くて三角のカタチの色鉛筆は、子どもにとって持ちやすく「鉛筆持ちの矯正になるかなぁ」と思ったのですが…
自然と鉛筆持ちをするようになってきた息子を見ていると、鉛筆持ちをしたなぁと思ったら、今度は逆に太すぎて持ちにくいのか、握り持ちに持ち替えている姿をよく見かけるようになりました。
「鉛筆持ちは、適度に太い方が持ちやすいのでは?」と感じるように!
でも、自然と鉛筆持ちをするようになってきたのは、三角グリップで丸い溝がサポートしてくれるからというのはあると思います!
グルーブの等間隔の丸い溝がとっても気に入ったので、今度はもう少し細い『グルーヴ スリム』を購入しようか…と悩み中です。笑
発色が良い
そして、グルーヴ トリプルワンの良さを感じたもう一つが「発色の良さ」です!
芯がとてもやわらかいので、なめらかな描き心地!!
大人も描いていて気持ちが良いと感じるので、子どももおそらくそうだと思います。
(ただし、芯がやわらかいため、芯の減りは割と早く、たくさん描くとすぐに鉛筆削りで削らないといけません…笑)
強めのタッチで描くとクレヨンとほぼ同じ発色!!
軽めのタッチで描いたグルーヴ トリプルワンと色鉛筆を比べると、安物の色鉛筆だからか、色鉛筆の色が全然出ない〜!!やっぱ高価なグルーヴとはわけが違う〜!となりました。笑
初めてのクレヨンとしてもおすすめ!
そして、いざ使ってみて感じたのが「初めてのクレヨンとしてもおすすめで、1歳ごろから就学前まで長く使える色鉛筆なのでは?」そう感じるようになりました。
というのも、息子が1歳になるころ、初めてのクレヨンにベビーコロールを購入しました。
しかし、正直ベビーコロールに興味を示したのは、少しの間で、息子が興味を示したのは、大人がよく持っている棒状のクレヨンだったのです。
だったら、はじめから普通のクレヨンでよかったやん
そう思いました。
しかし、クレヨンは手が汚れたり、折れやすかったりで、小さな子どもに持たせるには親としても気を使います…
その点、グルーブ トリプルワンはクレヨンのように少ない力でしっかりと発色するのにも関わらず、色鉛筆のように芯の周りは木で囲われているので、折れにくく・手が汚れない!!!
おまけに太くて持ちやすい!!
子どもにとってメリットがたくさんつまった色鉛筆だなぁと感じました。
おまけに水彩描きも楽しめるので、絵を描くのが好きなお子さんだったら、小学校上がっても活躍するのでは?なんて思います。
いろいろ買い替えて試すよりも、これ1本で十分!!
そう思えば「お値段が高くても、価値があるのかな。」そう思うようになりました。
グルーヴ トリプルワンの販売されている種類は?
ここからは、販売されているグルーヴトリプルワンはどういった商品があるのかご紹介していきます。
まずは、6色セット(赤・紺・黄・緑・茶・黒)で2640円(税込)
12色セット(赤・紺・黄・緑・茶・黒・ピンク・青・紫・オレンジ・金・銀)で5280円(税込)
ちなみにこういった専用の色鉛筆削りは絶対に必要となります。
楽天では、こういった鉛筆削りと水筆がセットになったものも販売されていました。
8色セットシャープナー付きもあります。
また、海外のおもちゃを取り扱うお店では、単色販売もされており(1本473円(税込))、肌色や黄緑など12色セットなどにはない色の単色販売もされていました。
販売されていたお店がこちら↓
まとめ
このように、グルーブ トリプルワンは高価な色鉛筆ではありますが、個人的には買って満足の品物でした。
お子さんのクレヨン・色鉛筆選びに迷っている方、グルーヴ トリプルワンってどうなの?と気になっている方の参考になれば、嬉しいです!